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2030年に向けた私たちのミッション ~「誰一人取り残さない」持続可能で多様性と包摂性のある社会の実現を目指して~


SDGs(エスディジーズ)とは

Sustainable Development Goals(サスティナブル デベロップメント ゴールズ)の略で、訳すと「持続可能な開発目標」となります。

人類は、貧困、紛争、テロ、気候変動、資源の枯渇など、これまでになかったような数多くの課題に直面しています。

このままでは、人類が安定してこの世界で暮らし続けることができなくなってしまうという危機感から、世界中の様々な立場の人々が話し合い、課題を整理し、解決方法を考え、「誰一人取り残さない」という理念のもと持続可能で多様性と包摂性のある社会の実現を目指して、2030年までに達成する17の目標(ゴール)と169の具体目標(ターゲット)から構成されるSDGsを作成しました。

このSDGsは、2015年9月に国連で開催された「持続可能な開発サミット」において、加盟国の全会一致で採択され、世界共通の目標となりました。
様々な社会の課題とSDGsとのつながりを知り、「持続可能な世界を築くためには、何をしたらいいのか。また、自分はどのように目標達成に貢献できるだろうか」と考えることが、地球に住む私たち一人ひとりに課せられたミッションです

SDGs

出典:私たちがつくる持続可能な世界(外務省・日本ユニセフ協会作成)
※2025年に開催予定の「大阪・関西万博」では、開催目的の一つに、「国連が掲げる持続可能な開発目標(SDGs)が達成される社会」が掲げられています。

 

第5次呉市長期総合計画とSDGs

呉市は、少子高齢化の進展に伴う人口減少や日本製鉄株式会社瀬戸内製鉄所呉地区の休止、自然災害の脅威への対応など様々な課題を抱えています。

この課題を解決していくには、呉市に住む私たち一人ひとりが「持続可能な社会を築くためには、何をしたらいいのか。
また、自分はどのように貢献できるだろうか」を考えるとともに、危機感を持ちながら主役となって課題に正面から向き合い、柔軟に対応しながら、未来のあるべき呉市をしっかりと描き、その実現に向けた取組を進めていく必要があります。

令和3年4月からスタートした第5次呉市長期総合計画では、令和12年度末の呉市の将来都市像に『誰もが住み続けたい、行ってみたい、人を惹きつけるまち「くれ」』を掲げています。

この将来都市像では、若い人も高齢の人も、障害がある人も外国から来た人も、すべての人が住みたい、住み続けたいと思う魅力的なまちの実現を目指しており、これは、「誰一人取り残さない」社会を実現するというSDGsの基本理念と共通しています。

そのため、基本構想では、SDGsを、将来都市像を実現するために共有すべきものとし、5つの未来の姿のひとつとして設定しています。

5つの未来の姿

また、前期基本計画では、それぞれの施策に、関連するSDGsのゴールを表記し、それぞれの施策の推進がSDGsの実現につながることを念頭におきながら、取り組むこととしています。

こうした取組を進め、呉市におけるSDGsの推進を図っていきます。

第5次呉市長期総合計画前期基本計画では、施策ごとに関連するSDGsゴールを表記していますが、ゴールの標題からは関連する理由が分かりにくいものもあります。

例えば、政策分野3 市民生活・防災分野 基本政策2 安全・安心な生活の確保 施策(2) 交通安全対策の推進 には、ゴール3「すべての人に健康と福祉を」が関連します。

これは、ゴール3「すべての人に健康と福祉を」では、これを達成するためのターゲット(具体目標)として、「2020年までに、世界の道路交通事故による死傷者を半減させる」も掲げられているためです。

このようにゴールの標題は、ゴールの目的について簡潔に分かりやすく説明する内容となっていますが、ゴールの達成に向けて取り組むターゲットの内容は多岐にわたるものとなっています。

 

 

 

 

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