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平成28年6月市議会の動き


 平成28年6月13日、14日に行われた市政に対する市議会議員の質問と、市当局の答弁を一部紹介します。
 質問の項目については、各々の質問者に選んでいただきました。
 この欄は、市政だより平成28年9月号にも掲載されました。

入札・契約制度のあり方(誠志会)

〔質問〕設計図書の電子閲覧

 工事入札に係る設計図書を、現在業者が印刷会社から購入するようになっているため、この費用が積み重なると、相当な負担になってきます。そこで、今後の設計図書のあり方について、市の考えを伺います。

〔答弁〕

 平成29年4月から、市ホームページで設計図書を閲覧できるようにしたいと考えており、現在は工事担当課や技術監理室と電子閲覧の具体的な方法を協議するなど、その準備を進めています。今後準備が整い次第、業者への周知を図るとともに、来年4月からの円滑な導入に向け、テスト運用を行う予定です。

〔質問〕地域に根差した業者の育成

 地域に根差し、災害発生時にも市と協力体制がとれる地元業者を育成するために、市として工事の規模や発注方法を工夫するなどの考えはあるのか伺います。

〔答弁〕

 地域に根差した地元業者を失えば、災害発生時に迅速な対応ができなくなるおそれがあるため、地域住民は地元業者を必要としていると思います。また、地域住民とのつながりなど地元業者の利点を生かして工事を進められることは、市にとってもメリットがあるのではないかと考えています。そのため、年間を通して行う道路、河川などの維持補修業務や130万円以下の工事の発注については地域に限定した業者選定を行うなど、地元業者の育成に努めています。

大人の発達障害(同志会)

〔質問〕市民への啓発

 現在、子供だけでなく、大人の発達障害のことも問題視されています。発達障害福祉の施策を展開していく上で大切なことは、市民に発達障害者のことを理解してもらう、共存した社会を形成することだと思います。そのために、市が障害者福祉にかかわっている各種団体とコミュニケーションを図り、ともに活動、啓発することが重要だと思いますが、市は、どのように市民への啓発を行っているのか伺います。

〔答弁〕

 発達障害に関する市民啓発については、昨年度、中央図書館での発達障害の関連図書の展示や発達障害者を描いた映画の上映、講演会などを開催しました。今年度は、県との共催による発達障害啓発セミナーの呉市での開催に向け、調整しているところです。発達障害については、近年徐々に理解が進んでいますが、社会的な理解や支援をさらに広げていくために、関係機関や団体などと連携し、より一層市民啓発に取り組んでいきたいと考えています。

〔質問〕大人の発達障害者への指導と療育

 市内で大人の発達障害者が指導、療育を受ける場がないように思いますが、今後、市としてどのように取り組んでいくのか伺います。

〔答弁〕

 大人の発達障害者が個々の特性を生かして社会生活を営んでいくためには、よき理解者が必要不可欠です。このよき理解者を増やしていく上で重要な役割を果たすのが、適切な指導、助言ができる専門家や相談窓口であると思います。今後、大人の発達障害に十分対応できる相談支援窓口の整備や専門家の育成に向けて、関係者と協議を進めていきたいと考えています。

中核市移行を契機とした存在感のあるまちづくり(仁友会)

〔質問〕広域的視点に立った交通政策の充実

 呉市は今年4月、佐世保市とともに、全国で46番目の中核市移行を果たしました。新たに移譲される事務権限を最大限活用して、より質の高い、きめ細かな行政サービスを提供していくことはもちろん、今後、呉市を中心とする連携中枢都市圏の形成に向けた取り組みを進めていく中、近隣市町との施策の連携や住民の交流を促進していくためには、幹線道路網の整備や基幹的な公共交通の充実は不可欠です。
 このたびの熊本地震被災地の様子を見ても、災害復旧や支援物資の搬入、災害ごみの搬出などを行うためには広域的な道路網の確保は欠かせません。
 そこで、呉市を中心とした圏域全体を牽引していくに当たり、呉市の交通政策をどのような方向に進めていこうとしているのか、市の考えを伺います。

〔答弁〕

 クレアラインや休山新道、東広島・呉自動車道などの開通により、道路交通網の整備が着実に進んできましたが、一方で東広島・呉自動車道阿賀インターチェンジ出口での慢性的な渋滞の発生や、市内幹線道路網の未整備区間が多く残っているという課題があるため、積極的に整備を進めていきたいと考えています。
 また、主要な交通拠点を結ぶ公共交通機関の確保が重要であり、そのためには、引き続き公共交通機関の利用促進に向けた取り組みを進める必要があります。
 今後、近隣市町などとの連携をさらに強化していくため、幹線道路網のさらなる充実と、より確実で利便性の高い公共交通体系の構築など、呉市の都市機能をより高めていきたいと考えています。

女性の視点にたった防災対策(公明党呉市議会議員団)

〔質問〕避難所マニュアルの作成

 東日本大震災や熊本地震など、過去の大規模な災害の経験や課題を踏まえると、誰もが安心で安全と感じる避難所の運営が必要となってきます。その際特に大切なことは、地域のことをよく知っている女性の視点です。
 そこで、女性の視点を生かした避難所運営マニュアルを作成すべきと考えますが、市の考えを伺います。

〔答弁〕

 現在障害のある人や高齢者、妊産婦、乳幼児などに配慮したマニュアルを作成し、できるだけ安全で健康的な避難生活を送ることができるよう定めています。先般、職員が熊本地震の被災地を視察し、避難所の状況なども調査しましたが、改めて避難所運営の難しさを目の当たりにしたところです。
 今後、調査で判明した課題などを踏まえ、先進事例も参考にしながら、きめ細やかでわかりやすいマニュアルへの改訂作業に取り組んでいきたいと考えています。

〔質問〕女性防災リーダーの育成

 呉市では防災リーダー養成講座を開催されていますが、女性の受講率は13%にとどまっており、防災意識の低さが顕著です。そのため、女性ならではの視点で学べる防災・減災女性セミナーや講習会の開催が必要なのではと考えますが、市の考えを伺います。

〔答弁〕

 女性防災リーダーの育成は喫緊の課題であると認識していますが、大切なのは女性に限らず、男女が同じ認識を共有し救援活動などに当たることだと考えています。
 今後は防災リーダーの養成講習で女性の視点を取り入れたメニューを追加したり、女性リーダーを講師として招いたりするなど、女性が受講しやすい環境となるよう工夫していきたいと考えています。