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麻しん(はしか)に注意しましょう!


 呉市において「麻しん患者の発生(令和元年第21週(5月20日~26日)」が報告されています。 

 また,広島県内でも令和元年5月~6月にかけて,麻しん患者の発生が報告されています。 

※ 発熱,せき,発疹等の麻しんが疑われる症状が現れた場合は,必ず事前にかかりつけ医等に電話連絡でその旨を伝え,指示に従い医療機関を受診しましょう。また,受診の際には,公共交通機関の利用は控えていただきますようお願いいたします。

 麻しんとは

   麻しんウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症です。

 空気中の麻しんウイルスを吸い込むことによる感染(空気感染)や,せきなどのしぶきによる飛沫感染でおこります。

感染力が大変強い病気で,免疫を持っていない人が感染するとほぼ100%発症します。

 

感染すると約10日後に発熱や咳,鼻水といった風邪のような症状が現れます。2~3日熱が続いた後,39℃以上の高熱と発疹が出現します。
肺炎,中耳炎,脳炎を合併しやすく,患者1000人に1人の割合で死亡することがあります。

 

 また,一般的なマスクの着用及び手洗い・うがいには,麻しんに対する感染予防効果が期待できません。予防接種が唯一の予防方法です。

 

 ・麻しん(はしか)に関するQ&A(厚生労働省ホームページ)<外部リンク>

 ・麻しんQ&A(国立感染症研究所感染症情報センターのホームページ)<外部リンク>

  ・「海外」や「患者が確認された地域」から帰られた皆さんへ(広島県のホームページ)<外部リンク>

 ・広島県健康対策課<外部リンク>

 

予防接種について

 麻しんは,予防接種を受けることで予防することができます。

特に,定期予防接種の対象年齢(1歳児と小学校就学前の1年間)のお子さんは,無料で予防接種を受けることができますので,
まだ受けていない方は,早めに予防接種を受けてください。

 

・子どもの定期予防接種