ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 環境・ごみ > ごみ・リサイクル・ポイ捨て > 『有害危険ごみ』が原因の火災事故が多発しています!

『有害危険ごみ』が原因の火災事故が多発しています!


不燃ごみ(粗大ごみとの混合収集)の収集作業中に、車両火災が発生しました。車両火災が起こると、近隣にお住いの市民の方や収集をしている職員に危険が伴うとともに、車両が焼損することによる修理費等により市の財政にも多大な損失が発生します。

1 発生日時・場所

日時 令和2年11月13日水曜日  午前11時30分頃
場所 呉市広古新開6丁目

 

2 状況

燃えないごみ(粗大ごみとの混合収集)の収集作業中に、収集車の荷箱から爆発音とともに煙が立ち上りました。

出火後、直ちに作業を中断し、広多賀谷にある環境業務課事務所に戻り、職員の消火活動により30分後に鎮火することができました。
今回は、出火場所が環境業務課事務所に比較的近い場所であったため、初期段階で消火でき、収集車に大きな損害はなく、人的被害もありませんでした。

しかし、ごみ収集車の車両火災は、収集車や職員だけでなく、ごみステーションに隣接する家屋や、通行人に被害が及ぶ危険性もあります。

 

                     【 帰 着 直 後 の 写 真 】

帰着直後 ホッパー ダンプ

3 原因

今回の火災の原因は、積み込み作業中の押し込み盤による圧縮で、ガスボンベ・スプレー缶等から可燃性ガスが漏れ出し、電池が外されていないガスストーブの着火装置が作動したことで出火した可能性が高いと考えられます。
 

    【出火元と考えられるガスストーブ】        【電池が外されていないガスストーブ】      【潰れたガスボンベと熱で膨らんだスプレー缶】

うら 着火装置 ボンベ

過去の事例

車両火災が発生すると、収集作業員が危険にさらされるとともに、収集時間が大幅に遅れる原因となります。また、過去には、職員だけでは対応しきれず、警察・消防に出動要請をし、道路を通行止めにした事例もあり、車両火災は地域の日常生活や円滑な交通に大きな影響を与える大事故につながる可能性があります。
 

  【平成28年11月 広中新開】           【平成25年7月 海岸4丁目】 

中新開     光町

 

4 車両火災を防ぐ方法

「電池類・充電式バッテリー等」を使用する家電製品は、必ず「電池類・充電式バッテリー等」を取り外して、燃えないごみとして出してください。

乾電池類・小型充電式電池・モバイルバッテリー、カセットボンベ、使い捨てライター、スプレー缶等は「有害・危険ごみ」です。月1回の「有害危険ごみ」の収集日に赤色のコンテナに入れてください。

内蔵された充電池(バッテリー)が取り外せない小型家電については、各市民センター(宮原・警固屋地区は、まちづくりセンター)に設置してある小型家電回収ボックスを利用してください。

詳細については、下記の参考欄を参照してください。

                                                         【小型家電専用回収ボックス】
          【有害・危険ごみ回収用赤色コンテナ】
  yuugai      m  

 

参考

正しいごみの分別で、車両火災は防ぐことができます。
特に冬季は、車両火災が多く発生しています。正しい分別でごみ収集車の火災事故防止にご協力をお願いします。


詳しくは、「ごみ出しカレンダーの有害危険ごみの出し方」または下記に掲載のホームページを参考にしてください。