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食品ロスを減らそう!


食品ロスを減らそう!

「食品ロス」とは?

 「食品ロス」とは、手つかずの食品や食べ残しなど、まだ食べられるのに捨てられてしまう食品のことです。
 日本国内では、売れ残りや期限切れの食品、食べ残しなどにより、1年間に約464万トン(令和5年度推計)の「食品ロス」が発生しており、そのうちの約半数が家庭からとされています。これを日本人1人当たりに換算すると、毎日おにぎり約一個分(約102g)のご飯の量を捨てていることになります。

日本の「食品ロス量」
 呉市でも,家庭から出た燃えるごみのうち,食品ロスが9.9%を占めています。(令和6年9月実施の組成調査)
R6食ロス組成分析写真1 R6食ロス組成分析写真2
 この写真は,呉市の家庭から出される可燃ごみ約200kgの中から見つかった「手つかず食品」です。

「食品ロス」を減らすことで

 食品ロスを減らすことでごみの減量化となり、運搬や処理(焼却)にかかる二酸化炭素排出量の削減となるとともに、家計にかかる食費の軽減にもつながります。

 まずは、一人一人が意識を持って「食品ロス」を減らしていくことが大切です。

 全国おいしい食べきり運動ネットワーク協議会<外部リンク>に呉市も加入しています。

「食品ロス」の原因は?

 食品ロスは次の理由により発生します。

 ・調理に使い切れずに捨てられたもの・・・・・・・・・・・・「買い過ぎ」

 ・賞味期限が切れて捨てられたもの・・・・・・・・・・・・・「期限切れ」

 ・調理のときに食べられる部分が捨てられたもの・・・・・・・「過剰除去」

 ・食べ切れずに捨てられたもの・・・・・・・・・・・・・・・「食べ残し」

「食品ロス」を減らすためには

 ● 「直接廃棄」を削減

 1.買い物に行く前に、冷蔵庫にある食材をチェックし、買い過ぎない。(/soshiki/18/3010.html

 2.冷蔵庫に残っている古い食材から使う。

 3.賞味期限を過ぎたものをすぐに捨てない。

   賞味期限とは、「おいしく食べられる期限」で、消費期限とは、「食べても安全な期限」です。

   まずは、期限内に食べきるようにしてください。

   なお、未開封であれば、賞味期限を過ぎていても、すぐに食べられなくなるわけではありません。

   それぞれの食品が食べられるかどうかについては、消費者が個別に判断することも大切です。

 ☆賞味期限と消費期限について

   農林水産省の解説 http://www.maff.go.jp/j/syokuiku/kodomo_navi/featured/abc2.html<外部リンク>

 

 ● 「過剰除去」を削減

  1.野菜や果物の皮は必要以上にむかない。

  2.野菜の皮や葉など、食べられる部分は捨てずに調理して有効活用する。

 

 ● 「食べ残し」を削減

  1.食べられる量だけ調理する。

  2.冷蔵庫に料理を眠らせたままにせず、優先的に食べる。

  3.作りす過ぎて余った料理を他の料理に作り替え、食べ切る。

   【活用・作り替え例紹介】

    ・クックパッド(消費者庁のキッチン)  http://cookpad.com/kitchen/10421939<外部リンク>

  ☆呉市では,市内の小中学校の児童・生徒を対象に、エコクッキングの講座を実施しています。

    呉市出前環境講座 http://www.city.kure.lg.jp/soshiki/18/sonota-demae.html

     ろすのん

 

 ● 「てまえどり」を実践しましょう!

  「てまえどり」とは,日頃のお買い物の中で,買ってすぐに食べる場合には,商品棚の手前にある販売期限の迫った商品を積極的に選ぶという取り組みです。
 手前に並べられている賞味期限・消費期限の近い商品などを積極的に購入することで,期限が過ぎて廃棄されることによる食品ロスを削減する効果が期待されます。
 呉市でも,「てまえどりPOP」や「てまえどりのぼり」を作成し,市内の店舗へ配布しています。
 (若干数在庫がございますので,ご入用の方は環境政策課までご連絡ください。)

     てまえどり画像 てまえどりPOP  てまえどりのぼり

 

フードドライブの実施(くれ環境市民の会協力)

 フードドライブとは、家庭で余っている食品を回収拠点やイベントに持ち寄り、地域の福祉施設やこども食堂、生活困窮者支援団体などに寄付する活動のことです。
 呉市では、環境政策課が事務局を務める「くれ環境市民の会」が、食品の引き取りと、必要な方への提供を行っています。
 ご家庭に余っている食品がありましたら、お近くの回収拠点にてご協力をお願いします。
 ●回収できるもの
 ・未開封で破損していないもの
 ・賞味期限が2週間以上先のもの
 ・常温保存のもの

 ●回収拠点
回収店舗名 店舗住所
ファミリーマート 呉焼山バイパス店 呉市焼山西3丁目6-50
安芸熊野店 安芸郡熊野町川角1丁目5-1
呉中通三丁目店 呉市中通3丁目1-30
呉阿賀北店 呉市阿賀北9丁目4-7
郷原野路の里店 呉市郷原野路の里1丁目17-5
広中新開店 呉市広中新開1丁目11-12
広本町三丁目店 呉市広本町3丁目21-26
呉川尻店 呉市川尻西2丁目2-10
ゆめタウン呉 2階サービスカウンター前 呉市宝町5-10
その他 環境パネル展、くれエコフェスタ等で随時回収

フードドライブ回収拠点写真

外食時の「おいしい食べきり」全国共同キャンペーン実施中!

消費者庁では,まだ食べられるのに捨てられてしまう「食品ロス」を削減するため,普及啓発に取り組んでいます。
その一環として,農林水産省,環境省及び全国おいしい食べきり運動ネットワーク協議会と共に,外食時の「おいしい食べきり」全国共同キャンペーンを 12 月から1月までの期間に例年実施しています。
この時期は,年末年始の宴会や外食が多く見込まれることから,飲食店及び消費者に対して広く食品ロス削減の普及啓発を行っています。
呉市においても,令和7年度,新たな取組として,飲食店から発生する「食べ残し」を減らすことを目的に,「持ち帰り容器(ドギーバッグ)」を市内の食べきり協力店(食べきってクレシ店)で配布します。(令和7年12月下旬以降)
詳しくはこちら(呉市ホームページ:市内飲食店(一部)に食べ残しの持ち帰り容器(ドギーバック)を設置します)

外食でもおうちでもおいしく食べきって,食品ロスを減らしましょう。
詳しくはこちら<外部リンク>(​消費者庁ホームページ:食べきりキャンペーン特設ページ)


「おいしい食べきり」全国共同キャンペーンポスター<外部リンク> 「おいしい食べきり」全国共同キャンペーンポスター2