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呉市立図書館 「今月のテーマ」

  • 「桜」を読む


 平安時代,春ののどかな様子と桜の散りゆく様が詠まれた歌が古今和歌集にあります。「久方の ひかりのどけき 春の日に しづ心なく 花のちるらむ」(紀友則)この歌は小倉百人一首にも選ばれているので聞き覚えのある方も多いかと思います。桜は,はるか昔から人々に愛されてきました。咲くのを心待ちにし,そして散るのを惜しむ思いは,今も昔も本を読む男の子のイラスト変わりませんね。今回,呉市立図書館では「桜」に関するテーマの本を集めてご紹介しています。

 春の訪れを彩る桜。街のあちらこちらがピンク色に染まります。花が散った後は,葉桜,秋の紅葉。堅い蕾の中に花や葉の若芽を宿した冬の桜と季節は移ります。そして冬の眠りから目覚め,再び春を待って花びらが顔を出すので,お弁当を持って近くの公園や山へ行き,桜の下で一年を思い語らいながらお花見を楽しむのも乙ですね。

 「花より団子」ということわざがありますが,桜は花を見るだけでなく,葉を食べて楽しむこともできます。オオシマザクラの葉を塩漬けにして,もちを包んだ桜餅。桜の葉のしょっぱさが,あんこの甘さを一層引き立たせます。それから,塩漬けにした花を楽しむ桜茶。良い香りがしますね。

 桜は私たちを楽しませてくれる自然の恵み。桜の開花を心待ちにしながら,担当司書がおすすめの本をご用意してお待ちしております。