呉市立図書館 「今月のテーマ」
印刷用ページを表示する掲載日:2026年8月13日更新
「平和問題」を読む
どうすれば,戦争や争いをなくせるのでしょうか?
法然(ほうねん,1133~1212年)は,ご存じの通り日本仏教における浄土宗の開祖です。法然が九歳のとき,父が夜襲をうけて一命をおとす深手の傷を負いました。父は法然に「敵を恨むな。かたきを討てば今度は相手がおまえをかたきと思って争いは果てることがない。おまえは出家してわたしの菩提をとむらうのだ。決して復しゅうなど考えてはならぬ」と伝えて亡くなりました。法然は,父のこの遺言にしたがいました。
また,中国唐代の著名な禅僧である鳥窠道林(ちょうかどうりん,741~824年)が大詩人である白居易(はくきょい)と行った問答は有名です。
白居易「仏教の教えの最も大切なことは何ですか?」
鳥窠道林「悪いことをするな,善いことをせよ」
白居易「そんなことは,三歳の子どもでも知っていますよ!」
鳥窠道林「しかし,実行することは,八十歳のおじいさんにもむずかしいぞ」

以上の二つのことを,わたしは呉市立図書館の本から学ぶことができました。
どうすれば戦争や争いをなくせるか・・・? あなたも呉市立図書館の本から考えてみてはいかがでしょうか。




