盃状穴|呉市の文化財
印刷用ページを表示する掲載日:2015年11月1日更新
盃状穴
はいじょうけつ
市有形民俗文化財 昭和61.11.1
盃状穴は,人が何らかの目的で石等の道具を使って彫った盃状の穴で,当時の風俗等を知ることができる貴重な民俗資料です。
外国の先史時代の墓にあるのが古く,日本では,山口県の弥生時代前期の墓にあるのが最初の発見です。女性を表現し,最初は再生を願って墓に彫り,後には子宝,安産,豊作を願うものに変わったと考えられます。
所在地
蒲刈町向(善正寺・春日神社)
交通案内
「向中央」バス停下車,徒歩約8分