入れ歯(宮盛区旧家)|呉市の文化財
印刷用ページを表示する掲載日:2024年7月2日更新
入れ歯
いれば
市有形文化財 昭和61年11月1日
入れ歯は,万治元(1658)年に江戸で口科を開業した小野玄人が,総入れ歯法を発明したのが世界で最初と言われています。外国では文政12(1829)年,イギリスで陶製の義歯が造られました。
この入れ歯は,最大幅5.8cm・厚み1.3cm・前歯長さ1.3cmで,昭和57(1982)年に,宮盛区の旧家で天保時代の古文書とともに見つかりました。ツゲの木で造った上顎総義歯は,女性のものらしくお歯黒がついています。
また和紙片が付着していることから,和紙を貼り付けて挿入定着させたと考えられます。
所在地
蒲刈町大浦(かまがり古代製塩遺跡復元展示館)
交通案内
【車】呉市街方面から約40分
【公共交通機関】瀬戸内産交バス 沖友天満宮~中国労災病院線「営農センター」バス停下車 徒歩約30分
公開情報
かまがり古代製塩遺跡復元展示館で公開中
【公開時間】 9時~17時(入館は16時まで)
【休館日】 月・火曜日(祝祭日の場合はその翌日)
【入館料】 無料
【連絡先】 0823-66-1040
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