旧木上家住宅|呉市の文化財
印刷用ページを表示する掲載日:2015年11月1日更新
旧木上家住宅
きゅうきがみけじゅうたく
市有形文化財 平成6.3.15
宮島門前町にあった町屋で,18世紀末頃に建てられたものです。
二階の出窓の出格子やその下の板庇に時代の特徴が見られ,屋根は勾配がゆるく軒の出が深くなっています。土地が狭い宮島では側壁を背中合わせに作るため,妻側の屋根の突き出しがほとんどありません。
奥の座敷は明治初年に建てられた別の建物を古い建物の中にはめ込んでいます。現在は,松濤園の施設のひとつであり,「陶磁器館」として収集された陶磁器を展示しています。
所在地
下蒲刈町下島
交通案内
「三之瀬」バス停下車,徒歩約3分