黒地の浜 地層(紅柱石)|呉市の文化財
印刷用ページを表示する掲載日:2015年11月1日更新
黒地の浜 地層(紅柱石)
くろちのはま ちそう(こうちゅうせき)
市天然記念物 平成9.4.25
太古,火山活動が活発な時期,安芸津を含む黒地一帯は,火砕流が次々と流れ込む場所でした。
火山活動の休止期には湖となり,活動再開後は上に重なる火山岩類によって地中深く沈み込み,地殻中で広島花こう岩類マグマと接触した際の接触熱変成により,地質学的に興味のある白色針状の紅柱石が生じています。
黒地においては湖底に堆積した泥岩などがその後の地殻変動や浸食作用などにより地表に露出しています。
所在地
安浦町三津口6丁目
交通案内
安浦交通バス「三津口灘」バス停下車,徒歩約9分