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冠崎のヤマモモ|呉市の文化財

冠崎のヤマモモ 
かぶらさきのやまもも

冠崎のヤマモモ


市天然記念物 昭和50.10.1

 阿賀南にある休山の南側の突き出たような高台に,家を覆い(おおい)尽くすように青々と繁っている大きなヤマモモがあります。ヤマモモは,雌雄異株の木で,ここに植えられているのは雌株です。幹の太さは約2.5メートルで高さ1.5メートルのところから南へ傾きはじめ,さらに2メートル上から多くの太い枝を伸ばし,樹高は15mにも及んでいます。

 ヤマモモは,4月ごろ,枝の先に黄色の小さな花をつけ,初夏に果実が赤く熟します。果実は小さく卵形で,食べると甘味があります。樹皮は,下痢やはれ物などに効く薬として昔から重宝されてきました。以前,この家の人が漢方医をしていたころには「このヤマモモに触れば病が治る」とも伝えられ,音戸や倉橋,そして遠くは愛媛の島々からも病人が船で訪れたと言います。また,樹皮にはタンニンも含まれ,草木染めの染料として今でも愛用されています。樹齢約300年ともいわれ,大樹としての風格があります。

所在地

阿賀南9丁目

交通案内

「冠崎西」バス停下車,徒歩約15分