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広小坪の褶曲と断層|呉市の文化財

広小坪の褶曲と断層 
ひろこつぼのしゅうきょくとだんそう

広小坪の褶曲と断層


市天然記念物 平成8.2.20

 小坪小学校の近くに,地殻の変動で曲がった地層(褶曲)や断層の様子を,すぐ側で観察できる場所が残っています。この地層は,新旧2つの地層が重なっていて,不整合面(境目)の下は,1億4300万年から2億1200万年前のジュラ紀の玖珂層群(くがそうぐん)に分類され,砂質・泥質,礫質,石灰質の重なりからできています。

 また,この白色の石灰岩と交互に重なり合って黒っぽい層が数本入っています。これらは熱で変成したホルンフェルス(硬くてち密な岩石)で,小さく曲がっていたり,ずれていたりすることから褶曲や断層がはっきりと見てとれます。上部は,海底で大小の礫が堆積した状態を観祭できます。規模は小さくても,玖珂層群の中で石灰石を巻き込んだ褶曲が見られるのは珍しい現象です。 

 小坪では,かつて,こういった地質現象をよく見ることができました。しかし,防災工事などで地層を直接見ることができなくなった今,この褶曲と断層は,生きた地学の教科書として大変貴重なものといえます。

所在地

広小坪1丁目

交通案内

「小坪小学校」バス停下車,徒歩約2分