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銭神岩|呉市の文化財

銭神岩 
ぜにがみいわ

銭神岩


市天然記念物 昭和53.10.1

 夕日を浴びると,この岩が輝いて見えたことなどから「大晦日(おおみそか)に黄金の鶏がこの岩の上で鳴く」という“金鶏伝説”が地元に古くから伝わり,『芸藩通志巻八十二』という歴史書にも「郷原村,野呂山の内銭神原にあり,俗伝に除夜に金鶏石上に鳴く」と記されています。金鶏とは,天上に棲んでいるという鶏のことで,この鶏が最初に鳴いて夜明けを告げると,これに応じて,地上の鶏が一斉に鳴き始めると言われています。

 岩の大きさは,幅3.7メートル,奥行き3.7メートル,高さ3メートル,下部の周囲は13メートルと,大人9人が手をつないでようやく届くという大きなものです。この岩は“流紋岩”と呼ばれ,流れるような文様があるのが特徴。火山灰でできた岩が,火山の噴火かマグマの熱で一度溶かされ,再び固まるときにできたものです。この付近は,地表の砂や泥が雨水で流され,石や岩が多く露出しています。中でも,銭神岩があまりにも大きいため,神が宿っていると考えられ,信仰の対象とされてきたようです。

所在地

郷原町

交通案内

「グリーヒル郷原」バス停下車,徒歩約6分または
「郷原」バス停下車,徒歩約20分