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阿賀のお漕船|呉市の文化財

阿賀のお漕船 あがのおこぎぶね

阿賀のお漕船


市無形文化財 昭和48.10.1

 華麗で優美な海上行進で知られる宮島厳島神社の管絃祭に阿賀のお漕船が参加するようになったのは,元禄14年(1701年)のこと。管絃祭の御座船が地御前から帰ろうとしたところ,暴風のため転覆しそうになり,たまたま九州からの帰路にあった江波の漁民と阿賀の漁民とが協力して救助し,幸に事なきを得た縁によるといいます。その後,毎年,阿賀と江波から船を出して御座船を引くようになり,この船を「お漕船」と呼ぶようになりました。

 お漕船の乗り手は,阿賀の住吉神社に参拝した後,阿賀港で2艘の船を旋回させ,宮島の厳島神社に向かいます。管絃祭が始まると,阿賀の乗り手が御神体を神殿から御座船に移します。この御座船を阿賀お漕船が引き,江波の櫂伝馬船が先導して,対岸の地御前神社に向かって華やかな海上行進を行います。阿賀のお漕船のへさきでは,采振り役(さいふりやく)の二人の子どもが,采を振り,そのリズムで船を漕ぎます。

 厳島神社に戻ると,阿賀の乗り手によって御神体は再び神殿に納められます。こうして,阿賀のお漕船は,華やかな海の祭典の主役を務めています。

所在地

阿賀南5丁目

交通案内

「阿賀港」バス停下車,徒歩約1分